バーのマナー（初心者向け）

バーに限らず何でもそうですが、はじめての時はマナー、ルールは気になります。できればバーテンダーや他のお客さんに失礼がないようにしたいと思うのが普通だと思います。

これからバーに通ってみようと思っている方や、初心者の方などは、すでにバーの一般的なマナーを調べて勉強されていると思いますが、神戸三宮をはじめ色々なバーで気づいたマナーをご紹介したいと思います。




 

シーン１　入店時の席

Q：席はどこに座ったらよい？好きに座って良い？

A：勝手に座らず、案内を待つか、聞くのがベター。

バーテンダーは常連さん、他のお客さんとの雰囲気・バランスを考慮していますので、案内を待つか聞くかするのがベターです。なお貴方が自然と好きなところに座れるようになったら、常連さんの仲間入りかもしれません。

 

シーン２　注文

Q：どのように注文したら良い？一杯目はどうしたら良い？

A：好きなお酒を遠慮なく頼みましょう。

バーだからおしゃれなカクテル名で頼む必要はありません。もしカクテルや新しいものにチャレンジしたかったら、バーテンダーへ自分の好みを伝える（甘さ。アルコール度数。炭酸の有無。など）と、皆さん喜んでお薦めを作ってくれます。
なお1杯目はビール、ハイボールを頼む方が多いです。ずっとビールやハイボールという方も多数いますので気楽に頼みましょう。
またメニュー表がないところが多数なので、積極的に感覚や好みで注文をしてみましょう。

 

Q：バーテンダーに話しかけても大丈夫？

A：遠慮なく話かけましょう。但し混雑時は少々配慮も必要。

気さくに会話をしてくれますので安心して話しかけましょう。またバーテンダーの方は凝った趣味をもっている方も多いので、貴方と共通の趣味などあると、より会話が弾むでしょう。ただし混雑時のバーテンダーは、阿修羅のごとく手と頭を動かしているので、そのときは会話は抑えて、カクテルを作っている様子を堪能しましょう。

 

Q：他のお客さんに話しかけても大丈夫？

A：気をつけましょう。

オーセンティックバーは一人で落ちついて飲むのに適しているため、ひとりの時間を求めて来る方も多数おられます。そのためできれば見知らぬ他のお客さんに積極的に話しかけるのは、控えた方が無難だと思います。バーテンダーとの会話を通じて、自然の流れで他のお客さんと混ざってお話ができればベターだと思います。あくまで自然の流れで。。

 

シーン３　飲む

Q：どれぐらいのペースで飲むのが良い？

A：ペースは自由。ただし冷たいうちに飲みましょう。

ペースの目安としては、20分前後に1杯ぐらいがおすすめ。とにかく冷たいうちに飲んでおいしさを堪能しましょう。

 

Q：飾りの野菜、フルーツは食べても良い？

A：ありがたく頂戴しましょう。

野菜、フルーツもドリンク、カクテルの一部ですし、食べ物は残さず食べましょう。ただし食べ残った皮などは、紙ナプキン等で包んでスマートに対応しましょう。

 

Q：色々なグラスの形がありますが、決まった持ち方はある？

A：グラスと手・指の接地面積が少ない持ち方がベスト

様々な大きさ・形のグラスがあり、それぞれに推奨の持ち方はあります。しかし、おいしいうちに飲むのがベストである以上、体温で温めないようにするのが大切です。なお、グラスはデリケートなものが多いので、扱いには最新の注意を払いましょう。

 

Q：ストローが２本ある意味は？

A：1本が詰まっても、もう1本で飲めるように。

たまにおしゃれなフルーツカクテルを頼むと、そこにはストローが2本あるときがあります。これは１本が果肉等などで、詰まってしまった場合に備えて２本にしています。（２本同時に使うと吸い込みスピードにターボがかかりますが、周りのお客さんに引かれる可能性があるので注意が必要です。）

 

シーン４　お会計

Q：お会計はどのようにしたら良い？

A：席からバーテンダーにその旨を伝えましょう。

まずはバーテンダーにお会計の旨を伝えましょう。お店の規模がそれほど大きくなければ、貴方がいるカウンター、テーブルで支払いをするケースがほとんどです。
現金、カードどちらでも可能なお店が多いです。

 

以上、簡単ではありますが、一般的なマナーに管理人の実体験も少々交えながら、まとめさせて頂きました。是非参考ください。
（なお上記マナーによるトラブルには一切責任は負いませんのであしからず。。）